こんなとき保険金が出るのはどっちの補償?風災と飛来・衝突物、それぞれの補償の違い

風災被害と破損被害

風災と飛来・衝突物、それぞれの補償の違い

突然ですがクイズです!

台風や竜巻によって飛ばされた看板が自宅に突き刺さった場合、該当するのは風災被害と落下・飛来物による破損被害、どちらになると思いますか?

サクッと答えを言ってしまうと、こちらは「風災」に該当する損害となります。

風災補償を考えてみよう

地震に起因する火事は地震保険の補償範囲であるのと同じく、台風が原因となる物体の落下・飛来も、「風災」補償の範囲となります
「マンションなので風災補償を外す」という人も多いかと思いますが、クイズの例のような場合には、保険金は受け取れません。

近年は日本でも竜巻の発生が多くなってきていますので、風災補償を外される場合は、その点を理解しておきましょう。

ちなみに都道府県別の竜巻の発生件数は、気象庁で発表されています。気になる人は、気象庁のホームページで詳細をご確認ください。

都道府県別発生確認数(1991~2013年)
件数 件数 件数 件数 件数 件数
青森県 4 茨城県 10 静岡県 10 滋賀県 1 岡山県 2 山口県 6
秋田県 19 栃木県 7 愛知県 16 京都府 2 広島県 0 福岡県 6
岩手県 2 群馬県 4 岐阜県 4 大阪府 0 島根県 3 大分県 1
宮城県 2 埼玉県 14 三重県 8 兵庫県 1 鳥取県 2 長崎県 5
山形県 9 東京都 8 新潟県 16 奈良県 1 香川県 3 佐賀県 5
福島県 1 千葉県 11 富山県 3 和歌山県 12 徳島県 3 熊本県 3
神奈川県 5 石川県 8 愛媛県 1 宮崎県 23
長野県 2 福井県 6 高知県 29 鹿児島県 22
山梨県 2 沖縄県 42
(表が見切れている人はフリックしてください→) 気象庁 都道府県別の竜巻発生確認数

物体の落下・飛来の具体例

少しイメージしにくいですが、物体の落下・飛来による被害とは、具体的にはどのようなものでしょうか。
やはり多いのは、近所の公園からボールや石ころが飛んできたことによって、窓ガラスが割れてしまったり、家財が壊れてしまったりする被害のようです。

実際の事故の実例はセゾン自動車火災保険のWEBサイトに詳しく記載されていますので、参考にしてみてください。

風災補償を選んだ人の割合

みなさんと同じく理災保険を検討・契約された人のうち、どのくらいの人たちが風災の補償を付けたのかご紹介したいと思います。

グラフを見てみると、やはり一戸建てでは半数以上の人が、建物自体に補償を付けられていますね。

特に西日本の人は、台風被害に遭われる可能性が非常に高いでしょうし、できるだけ付けておいた方がよいと思います。
また関東でも突然の竜巻発生のニュースが最近増えておりますので、心配だという人は付けておきましょう。

台風による被害
西日本では、台風対策は必須ではないでしょうか

一方、マンション購入者で風災の補償を付けている人は、2割程度です。
高層階では台風・竜巻による被害は受けにくいですから、補償を付けないという選択肢もあってよいと思います。みなさんは、どう判断されますでしょうか?

どちらにしても後悔のないように、しっかりと調べて納得してから決断したいですね。

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