国内旅行保険付帯のおすすめクレジットカード

キャッシュレスで支払いができるという利便性に加えて、様々な特典・サービスを備えているのがクレジットカードの魅力ですよね。

よく注目されるのはポイント還元やトラベル、グルメなどの優待サービスですが、実用性という面で意外と重要になってくるのは、やはり補償です。

今回はクレジットカードの多彩な補償サービスの中でも、比較的ベーシックなものの1つ、国内旅行傷害保険について詳しく解説していきましょう。

国内旅行保険が付帯したおすすめのクレジットカードも、あわせてご紹介します。

国内旅行中のケガを補償!クレジットカード国内旅行保険の概要

まずはクレジットカード付帯の国内旅行傷害保険の概要を確認していきましょう。

クレジットカードの国内旅行保険は、主に日本国内を旅行中に生じた事故などによるケガに適用される補償です。

主な補償内容は、以下の4種類となっています。

  • 死亡・後遺障害補償
  • 入院保険金
  • 通院保険金
  • 手術保険金

なお、国内旅行保険はすべてのクレジットカードに付帯しているものではありません。クレジットカードによって補償の有無や補償内容の差が大きい保険なので、よく確認が必要です。

注意!国内旅行保険では病気治療は補償対象外

クレジットカードの国内旅行保険を知るうえで重要なポイントの1つが、補償が適用されるのはケガのみであるという点です。

一般的に海外旅行保険ではケガだけでなく、旅行中に生じた病気やその他のトラブルにも補償が適用されるのに対して、国内旅行保険では原則として旅行中のケガのみが補償対象となっています。

その理由としては、国内では健康保険がきくことが大きいでしょう。海外では、病院で治療を受けても当然、日本の健康保険は使えず、高額な医療費がかかります。

一方、国内旅行中に病気にかかって治療を受けた場合には原則として健康保険が適用されますから、そこにプラスして旅行保険で医療費をカバーする必要性は薄いというのが共通概念なのです。

国内旅行保険を利用する際には、病気は適用対象外であるということは覚えておくようにしましょう。

クレジットカードの国内旅行保険は自動付帯と利用付帯がある

もう1つ、クレジットカードの国内旅行保険をチェックする際に注目してほしいのが、自動付帯と利用付帯の違いです。

国内旅行保険に限らず、クレジットカードの補償は原則的に自動付帯と利用付帯に分かれています。

概要
自動付帯 クレジットカード会員になっているだけで自動的に保険が付帯し、該当要件の発生時には補償が適用される
利用付帯 クレジットカード会員になっただけでは補償の対象とならず、特定の代金をカードで支払っている場合にのみ補償が適用される

国内旅行保険は、クレジットカードやカード会社によって自動付帯のものもあれば、利用付帯のものもあります。

利用付帯の国内旅行保険の場合、旅行代金をあらかじめそのクレジットカードで支払っていなければ補償の対象とはなりません。

しかも、旅行代金であれば何でもよいというわけではなく、補償対象となる特定の代金を支払っている必要があるのです。

利用付帯の国内旅行保険の適用対象となる代金は、以下の3つです。

  • 公共の乗り物(飛行機、電車、バスなど)の搭乗代金
  • 宿泊施設の宿泊代金
  • 宿泊を伴うパッケージツアーの代金

しかも、すべて事前の払い込みでなければ対象外となってしまいます。

クレジットカードの国内旅行保険は、海外旅行保険と比べると利用付帯になっているケースが多いので、特によく確認が必要です。

また、一部の補償は自動付帯でも、残りは利用付帯になっているというパターンもあるので注意してください。

国内旅行保険が適用されるケースは3つだけ!意外と多い対象外に注意

クレジットカードの国内旅行保険は、旅行中のケガを補償するといっても、すべてのシチュエーションにおいてその補償が適用されるわけではありません。

補償の対象となるケガは、原則として以下の3つのケースのいずれかに当てはまるものに限られます。

  • 公共の乗り物(飛行機、電車、バスなど)に搭乗中の事故
  • 宿泊施設に宿泊中の火災・破裂・爆発による事故
  • 宿泊を伴うパッケージツアーに参加中の事故

こうしてみると、上でご紹介した利用付帯の条件とリンクしてくることがわかりますよね。利用付帯の場合は、対象の代金を支払っている場合のみ補償対象となるので、特に注意が必要です。

例えば、利用付帯の国内旅行保険では、飛行機のチケット代を事前にクレジットカードで支払っていても、ホテルは現地での当日清算予定という場合には、ホテルの火事でケガを負ったとしても補償は受けられません。

また、国内旅行保険が自動付帯だったとしても、この3つ以外のシチュエーションでの事故、例えば立ち寄ったレジャー施設で生じた事故によるケガや、日帰りパッケージツアーでの事故によるケガは適用外です。

国内旅行保険の補償対象は特定の状況下でのケガのみであること、利用付帯の場合は事前に対象の代金をカード払いしていないと補償が適用されないこと、この2点はしっかりと把握しておくようにしてください。

『最高補償額〇〇万円!』…でも入院・通院はカバーしてくれない!?

国内旅行保険が付帯したクレジットカードを選ぶ上で、気を付けてほしいことは他にもあります。

国内旅行保険の補償内容は、カード会社やカードのグレードによって少なからず差が出てきます。

冒頭で、国内旅行保険の補償は4種類あるとお伝えしましたが、すべてのクレジットカードのこの4種類の補償を必ずしもカバーしてくれるわけではないのです。

中には、死亡・後遺障害単体の補償で入院・通院や手術は対象外になるというケースもあります。

クレジットカードの保険をチェックする際は、ついつい最高補償額に目が行ってしまいがちですが、高額な死亡・後遺障害補償は備えていても、それ以外の補償が不足している、もしくはまったくないというカードもあるのです。

例えば、三井住友カードAでは国内旅行保険の補償額は最高2,000万円となかなかの高額ですが、入院・通院や手術に対しては一切の補償がありません。

もちろんこれでもいざという時に頼りになることは間違いありませんが、シチュエーションが限定的過ぎて本当の意味で実用的な保険とはいいがたいですよね。

国内旅行保険を重視してクレジットカードを選びたいという方は特に、『最高〇〇万円補償!』という文言だけに惑わされず、詳細な補償内容を確認するようにしてください。

7日以内の入院・通院は対象外に!?フランチャイズ7日制にも気を付けて

最後にあと1つだけ、国内旅行保険の注意点をご紹介しておきましょう。それは『フランチャイズ7日』という仕組みです。

クレジットカードの国内旅行保険の中には、入院・通院の保険金に対してフランチャイズ7日という制限を設けているものがあります。

フランチャイズ7日とは、事故発生日当日を基準に8日目以降も入院・通院が継続している場合にのみ、保険を適用するという仕組みです。適用対象となれば、入院・通院1日目の分からさかのぼって保険金が支払われます。

このフランチャイズ7日制が課された国内旅行保険では、万が一、補償の対象となるケガを負っても、入院・通院が7日以内で完了してしまった場合には保険金を受け取ることはできないので、注意が必要です。

お得な年会費で国内旅行保険付帯のおすすめクレジットカード2選

クレジットカードの国内旅行保険は、カード会社やクレジットカードによって少なからずサービス内容に幅があるということはおわかりいただけたでしょうか?

そこで国内旅行保険を重視する方にとって重要になってくるのが、どのカードを選ぶかということです。

今回は、比較的リーズナブルな年会費で国内旅行保険が付帯してくる、おすすめのクレジットカードとして以下の2枚をご紹介しましょう。

  • 三菱UFJカード ゴールド
  • ビックカメラSuicaカード

しっかり使える格安ゴールド!三菱UFJカード ゴールド

まず最初にご紹介するのは、MUFGカードシリーズから、三菱UFJカード ゴールドです。

このカードは『ゴールド』とは銘打っていますが、年会費は初年度無料、次年度以降も2,095円(税込)とお手頃価格です。いわゆる格安ゴールドに属すると言ってよいでしょう。

格安とはいえゴールドカードということで、国内外あわせて6ヶ所の空港ラウンジを利用できるラウンジサービスや海外・国内旅行保険、ショッピング保険の3大補償を備えた、一般カードとは一線を画するサービスの充実度が魅力です。

国内旅行保険に関しては、最高補償額が2,000万円、入院・通院や手術もしっかり補償という手厚い内容になっています。

三菱UFJカード ゴールド

補償内容 保険金額
死亡・後遺障害 最高2,000万円
入院保険金(日額) 3,000円
通院保険金(日額) 2,000円
手術保険金 3,000円×10~40倍

最短翌日のスピード発行が可能なので、旅行の直前に急ぎで作りたいという方にもおすすめの1枚です。

高還元のビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードは、JR東日本が発行するビューカードシリーズの1つで、名前の通りSuicaを搭載しています。特に首都圏にお住まいの方にはなじみのあるクレジットカードですよね。

そんなビックカメラSuicaカードは、初年度年会費無料、次年度以降も年1回以上のクレジット利用で年会費無料という実質無料で使えるカードながら、国内・海外旅行保険を備えています。

国内旅行保険に関しては、最高補償額は1,000万円とややおさえめですが、入院・通院、そして手術のすべてを補償してくれるので、むしろ活用度は高いでしょう。

ビックカメラSuicaカード

補償内容 保険金額
死亡・後遺障害 最高1,000万円
入院保険金(日額) 3,000円
※フランチャイズ7日
通院保険金(日額) 2,000円
※フランチャイズ7日
手術保険金 3,000円×5倍または10倍
※フランチャイズ7日

そしてこのカードは、ポイント面でも非常に魅力のある1枚となっています。ショッピングのたびにJR東日本の共通ポイント『JREポイント』とビックカメラのポイント『ビックポイント』が各0.5%獲得でき、実質還元率は1%となるのです。

さらにビックカメラでのショッピング時にはビックポイントが10%貯まります。またビューカードシリーズ共通特典としてSuicaチャージや定期券購入などの特定のサービス利用時にはJREポイントが3倍にアップします。

JR東日本ユーザーでビックカメラをよく利用するという方なら、絶対に持っておいて損はないカードといえるでしょう。

国内旅行保険に家族特約付きでさらに安心のおすすめカード2枚を紹介

クレジットカードの保険の中には、通常の補償に加えて家族特約を付帯しているものもあります。

家族特約とは、カード会員本人や家族会員以外の家族にも一定の補償が適用される特典です。例えば家族カードを持てない年齢のお子様などでも補償が受けられる、非常に頼もしいサービスとなっています。

そんな家族特約付きの国内旅行保険が付帯しているクレジットカードの中でも、比較的お手頃な年会費で作れるものを2枚、厳選してご紹介しましょう。

  • ライフカードゴールド
  • MUFGカード ゴールドプレステージ

国内旅行保険は最高1億円!補償充実のライフカードゴールド

ライフカードゴールドは、その名の通りライフカードシリーズのゴールドカードです。年会費は11,000円(税込)となっています。

国内・海外旅行保険、ショッピング保険と言った基本の保険に加えて、シートベルト装着時の事故による損害が補償されるシートベルト保険が付帯しています。

旅行保険に関しては、いずれも家族特約がついており、安心です。国内旅行保険の補償内容を確認してみましょう。

ライフカードゴールド

補償内容 保険金額(会員) 保険金額(家族特約)
死亡・後遺障害 最高1億円 最高1,000万円
入院保険金(日額) 10,000円 5,000円
通院保険金(日額) 4,000円 2,000円
手術保険金 10,000円×5倍または10倍 5,000円×5倍または10倍

最高補償額1億円というのは、なかなかの金額ですよね。また、入院・通院の保険金日額もゴールドカードならではの高額補償となっています。家族特約になると金額は落ちますが、それでも十分に手厚いと言えるでしょう。

ライフカードゴールドには、他にも空港ラウンジサービスやロードサービス、ゴールド専用デスクと言ったゴールドカードならではの魅力的な特典が多数付帯しています。

しっかり活用できるコストパフォーマンスが高いゴールドカードが欲しいという方には、最適な1枚と言えるでしょう。

入院・通院も会員本人と同等に補償!三菱UFJカード ゴールドプレステージ

MUFGカードシリーズの中でもハイクラスに位置するのが、三菱UFJカード ゴールドプレステージです。

こちらは先にご紹介した三菱UFJカード ゴールドとは異なる、一般的なゴールドカードとなっており、年会費は11,000円(税込)です。ただしオンライン入会限定で初年度年会費は無料となっています。

三菱UFJカード ゴールドプレステージには、国内・海外旅行保険、ショッピング保険、そして国内・海外渡航便遅延保険といったクレジットカードに付帯していてほしい補償がすべて備わっています。

このカードも、旅行保険に関してはどちらも家族特約付帯です。国内旅行保険の内容を確認してみましょう。

三菱UFJカード ゴールドプレステージ

補償内容 保険金額(会員) 保険金額(家族特約)
死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円
入院保険金(日額) 5,000円 5,000円
通院保険金(日額) 2,000円 2,000円
手術保険金 5,000円×10~40倍 5,000円×10~40倍

入院・通院と手術に関しては、家族特約対象者であってもカード会員本人と同等の補償が設定されています。これは非常にありがたいですよね。

さらに三菱UFJカード ゴールドプレステージには、空港ラウンジサービスやMUFGカードならではの金融取引特典、年間利用額に応じたポイントアップ特典など、充実の特典・サービスが付帯しています。

また、アメックスブランドも選択可能となっています。アメックスブランドを選ぶと、通常の特典・サービスに加えて、海外利用時ポイント2倍、国内でも初年度はポイント1.5倍となり、よりお得にカードを活用することができるでしょう。

国内旅行保険は差が大きい!カード選びには要注意

国内旅行保険は、海外旅行保険と比べると独自の制限が多くなります。またカード会社やクレジットカードごとの補償内容の差もかなり大きいですよね。

だからこそ、国内旅行保険もしっかりしたクレジットカードを選びたいという方は特に、あらかじめ仕様をよく確認して選ぶことが重要になってきます。

ぜひここでご紹介した情報も参考にして、より活用度の高い自分に合ったクレジットカードを選んでくださいね。

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